オブジェクト指向とは

今度は、クリップロボットをもう一つ増やします。クリップの色を変えてください。ひとつは赤、もう一つは緑とします。緑のほうが「左にしか回れない」とします。2つのクリップロボットに、「前に進め」と命令したら、どちらのクリップロボットに命令したかわかりません。これでは混乱してしまいます。これに対処するために「前に進む(白いクリップロボット)」とか「左に回る(緑のクリップロボット)」などと命令する相手をカッコに入れて指定することにしましょう。「前に進む(白いクリップロボット)」「左に回る(緑のクリップロボット)」「右に回る(白いクリップロボット)」「前に進む(白いクリップロボット)」「前に進む(緑のクリップロボット)」「右に回る(緑のクリップロボット)」というプログラムを作ります。これだと、ごちゃごちゃに見えます。その上、最後の「右に回る(緑のクリップロボット)」がエラーになります。しかし、「『左に回る』は白いクリップロボットには使えない」といったようなことを覚えるのは大変です。それを考えると、クリップロボットを中心に考えた方がいいのではないかと思いつきます。それで「クリップロボット」を中心に「できること」を整理してみましょう。「白いクリップロボット」→「前に進む」「緑のクリップロボット」→「左に回る」「白いクリップロボット」→「右に回る」「白いクリップロボット」→「前に進む」「緑のクリップロボット」→「前に進む」というようにします。こういったことは1980年頃のプログラミングの世界でも怒っていたそうです。コンピューターが高性能になってプログラムも大規模になっていき、プログラミング手法も変わったからです。

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